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Voice Arts® Awardsの審査プロセスについて

審査員はVoice Arts Awardsのコンテストにおいて最も重要な役割を担っています。これは誠実に説明責任を果たし、敬意をもって永続的に受け継がれていくために欠かせないものです。そのためにはまず、審査員というその役割に敬意を払う質の高いプロを選任し、彼らが効果的な判断を下せるような保障システムを提供することが必要です。

  1. 第一に、SOVAS審査員の大半は声優・ナレーション業界およびその専門分野において高い評価を得ているプロが選任されます。審査員候補者は履歴書、経歴書、および推薦状を提出する必要があり、審査員就任の最終決定は推薦者にコンタクトを取った上で行われます。すべての審査員は、彼らが審査する専門分野での豊富な経験を持っているものとします。
     
  2. 審査員は、声優・ナレーター、プロデューサー、キャスティングディレクター、クリエイティブディレクター、コンテンツクリエイター、メディア評論家、メディアブロガー、そして一般消費者から構成されます。専門家がブランドや製品についてどう思おうと、決定を下すのは消費者(人々の選択)です。そのためSOVASでは、審査員の10%を実際のユーザーとして作品に関係する人々で占めるように努めています。例えばオーディオブックの熱心なリスナー、アニメのファン、映画のファンなどです。
     
  3. 審査員は審査中、応募者の名前など個人を特定するものを見ることはできません。ただし、ポッドキャストやWebサイトでは応募者の名前、顔、パーソナリティーが不可欠な場合が多いため、その限りではありません。しかし先入観を軽減するため他の措置が講じられます。
     
  4. 応募者は、作品に自己を特定するものを一切表示しないことが求められます。これは、審査員が偏見なく誠実に作品を審査できるようにするためです。このルールに従わない応募者は失格になるおそれがあります。
     
  5. 審査員が一緒になって審査することはなく、個々の審査員は他の審査員が誰であるかは知らされません。また、審査員同士が互いの審査評価や点数を見ることもできません。すべての審査員は独自のオンライン審査システムを介して単独で審査を行い、それぞれの採点プロセスには影響を与えません。
     
  6. Open Waterが提供する審査ポータルサイトを通じ、我々の監査会社は採点プロセスの異常を検知し、その原因を調査することができます。審査員は採点について説明を求められる場合があります。審査員の採点が不適切と判断された場合、それが不注意であれ故意であれその採点は失格となります。また審査員の採点スコアが不適切なパターンを示している場合、その審査員のスコアはすべてプログラムから削除され、その審査員は今後審査することを禁じられます。
     
  7. 各カテゴリーの言語に関わらず、その言語の審査員は世界中から選ばれており、特定の言語を母国語とする国からのみ選ばれているわけではありません。多くの審査員は多言語に堪能であり適切な審査が可能です。
     
  8. 審査の割り当てはSOVASによって決定され、各審査員の専門性にある程度基づいています。審査員が自分の担当を選んだり、担当について直接意見を言うことはありません。
     
  9. SOVASは、各エントリーに対し7人の審査員をあてるように努めています。これは2名以上の審査員が利害の対立により審査から退く必要がある場合においても、少なくとも5名の異なる審査員を確保するのに十分な数となっています。利害の対立とは、審査員が応募者と個人的あるいは職業上の関係がある、そのプロジェクトに何らかの形で関わったことがある、同じカテゴリーに競合する作品がある、といったケースを指します。
     
  10. 審査員自身も作品を応募している場合、投票システム内でそのメールアドレス、名前、電話番号にフラグが立ち、審査員が応募している部門には割り当てられないようにしています。
     
  11. 各部門の応募数に応じて、最大3回の審査が行われることがあります。ほとんどの部門では高得点の上位5名のみがノミネートされますが、人気の部門では最大10人のノミネート者がいる場合があります。審査員による最高得点でノミネートが決定され、応募したからといってノミネートされるわけではありません。
     
  12. 審査員はSOVASの代表者以外の者とVoice Arts Awardの応募作品について話し合うことは禁じられており、違反した場合、審査員の解任、審査員のスコアの無効、今後の審査員としての参加禁止につながる可能性があることをあらかじめ通達されます。
     
  13. Voice Arts Awardsの開始以来、SOVASは投票プロセスの最終裁定者として、Schulman Lobel, CPAsという監査会社と提携しています。Schulman Lobelは投票プロセスの監視と検証、受賞者の封筒の作成と封印、結果の機密保持を行い、その封筒をVoice Arts Awardの授賞式会場まで直接納入します。会場では、Schulman Lobelの担当者が封筒を管理し、未開封のまま舞台監督に一枚ずつ手渡し、プレゼンターが登壇する際にお渡しします。